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よろしくしろよ。

週刊ネタツイート 第1回「以外全部」

 こんにちは、きっかんです。
 さきほど告知の記事をアップロードしましたように、連載企画『週刊ネタツイート』を始めていきます。ぱちぱちぱち。

 今週扱うのは、最近(自分の中で)再び注目を集めつつある素材、「以外全部」です。ああ、「再び注目を集めつつあるフレーズ以外全部」ではないです、初っ端からめんどくさい……

 

「以外全部」基本ステータス

  • タイプ:フレーズ型
  • ジャンル:メタ、言葉の響き系
  • ハードとソフト:純ソフト
  • 流行時期:2016年~
  • 流行領域:一部クラスタ同人音楽界隈、言葉遊び界隈など)
  • 元ネタ:書籍のタイトル(筒井康隆日本以外全部沈没』)
  • 作例:

 

 既存の言い回しに「以外全部」を挿入するだけで成立する素材です。汎用性は非常に高く、作例も全く違う方向性のツイートを労せずに2種類用意することができました。

 元ネタは言わずと知れた『日本以外全部沈没』で、これも小松左京のSF長編小説『日本沈没』のパロディです。また、一般に「以外」も「全部」も「以外全部」も日常の文章会話によって用いる語彙であるため(Twitterで「以外全部」を検索したところ、ネタツイートとは呼べないであろう日常会話のツイートが散見されました)、元ネタを意識せずに使用されている例も一定はあることが推測されます。

 

考察

 先述の通り汎用性は非常に高く、2単語以上を組み合わせて構成されている固有名詞、ことわざ、フレーズなどには簡単に用いられます(e.g.「壁以外全部に耳あり障子以外全部に目あり」「進捗以外全部ダメです」)

 この素材の面白さは、「以外全部」を付けることによって生じる意味の変化が一種類ではない、という点だと考えています。『日本以外全部沈没』では「日本以外全部」で示される範囲になんとなく想像がつきますが、『ねこ以外全部あつめ』ではそうはいきません。この特徴を利用することも考えられます。

 また、「『以外全部』を付けても意味が変わらない」「『以外全部』を付けた方が強調される」ようなものを探して、「結局変わってねえじゃねえか!」「むしろひどくなってるじゃねえか!」というアプローチもできます(e.g. 「鬼に金棒以外全部」)。「以外全部」を複数回使用することで、これは簡単に得られます。

 

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あんまり一度に書きすぎると続かないのでこんなノリです。ネタ切れは当分起こさないと思いますが、逆に何を扱えばいいか困っているので、「これをやってくれ」という意見がありましたら柔軟に対応していこうと思います。それでは、今後ともよろしくお願いします。